こんにちは、ぴぴナースです!臨床歴約12年、33歳子育て中の看護師が、企業転職の失敗を経て産業保健師を目指すまでのリアルな体験談です。 このブログでは、企業への転職活動を経験して得たリアルな情報を発信しています。 キャリアに迷う看護師さんが、自分らしい働き方を見つけるヒントになれば嬉しいです。

看護師から会社員への転職を決意し、半年間の転職活動を行ってきました。
数々の躓きや失敗を経て、ようやく「自分の長所と適性、これまでの経験を活かせる産業保健師を目指そう!」と決意しました。
そして最終的に、難しいと言われている未経験からの産業保健師採用をいただくことができました。 そんな私が実際に行った転職準備を発信しますので、産業保健師への転職を考えている方には参考にしていただけると嬉しいです!

未経験から産業保健師になるために行ったこと
未経験から産業保健師になるための情報収集
大学時代の友人から「未経験で産業保健師になった先輩を知っているよ」と紹介してもらい、アポイントを取りました。数日後には直接お話を伺う機会を得ることができました。
何を隠そう、私は自他ともに認める人見知り。(仕事上のコミュニケーションは問題ないのですが…)しかし、ここで怖気づいていては何も始まりません!そう思い、殻を破ったのです。
産業保健師に関する情報は多くはなく、知り合いやSNSを通じて実際に働く人から情報を得ることが重要です。特に未経験から産業保健師を目指す場合、同じように未経験で採用された人の経験談は非常に貴重です。
実際にお会いして、未経験から産業保健師になるために取り組んだことや、おすすめの求人サイト、転職にあたっての心構え、役立つ資格や勉強方法などを教えていただきました。
それをもとに、以下のように転職活動を進める準備を始めていきました。
収入減を見越した働き方のシミュレーション
まず覚悟を決めました。
求人にスムーズに応募するためには、現職場を退職すること。
もしすぐに転職できなかった場合は、産業保健に役立つバイト(特定保健指導など)と、他の看護師パートを組み合わせて収入を得ること。
転職できても年収が下がること、正社員ではなく派遣や契約社員になる可能性が高いこと。
収入が減って生活が苦しくなるなら、単発の夜勤パートで補うこと。
もしスムーズに産業保健師になれなくても、看護師資格を活かせば、金銭面の心配はしなくてよい。看護師の強みです💗
夫に覚悟を共有し、家族の理解を得る
こうした現実的な選択肢を整理したうえで、今まで黙って転職活動を見守ってくれていた夫に話し、同意をもらいました。
「お金はどうにでもなるから、やりたいことをやっていいよ」と応援してくれたのです。
ただし、現状の生活を維持するために私が稼ぐべき最低限の月収については、夫と二人で改めて確認しました。
家族のためにも働き方を変えたい。そういう思いで転職を検討している場合は、今後の生活や働き方について家族と共有することが大切ですよね。
職場に退職の意思を伝える
産業保健師の求人は「来月から勤務できる人」など、すぐに動けることを条件としている場合が多いです。退職時期を決めておかないと、未経験でも応募できる求人にエントリーすらできません。
そこで職場には素直に「産業保健師に興味があります。年齢的にも、未経験のことに挑戦するなら早いほうが良いと思っています」と相談しました。
職務規定では退職希望は2週間前に伝えることになっていましたが、職場の人員状況なども考慮し、最終的に半年後の退職で同意を得ることができました。
ご自身の職場の職務規定、読んだことありますか?退職希望時はいつまでに申し出が必要なのか、確認をしておきましょう!
経験の棚卸と自己分析を職務経歴書に落とし込む
職場に退職の意思を伝えてからは、まずコンサル転職時に使っていた履歴書・職務経歴書を書き直しました。これまでの経験を改めて棚卸しし、自己分析を行いながら「産業保健の現場でどう活かせるのか」を意識して整理しました。
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未経験分野に挑戦する際には、応募する職種に合わせて職務経歴書を調整することが大切だと感じています。同じ経歴でも、強調するポイントを変えることで採用担当者に伝わる印象は大きく変わります。
特に、履歴書や職務経歴書を読むのは必ずしも医療従事者ではなく、人事担当者や企業の管理職であることが多いため、専門的な医療用語はできるだけ避け、誰でも理解できる言葉に置き換えることを心がけました。
「未経験職種にトライするときに気を付けたい履歴書・職務経歴書の書き方」については、後々別の記事で詳しくまとめる予定です。
求人・転職サイトへの登録
履歴書・職務経歴書の作成と同時に、産業保健師の求人が掲載されている転職サイトに片っ端から登録しました。(これは先輩から教えてもらった方法です。)
一般的な看護師向け転職サイトにはほとんど求人がなく、実際には産業保健師に特化したサイトや派遣社員向けの転職サイト、Indeedのように幅広い求人が集まる総合転職サイト、リクルートなどの一般企業向けサイトに多く掲載されていました。
「産業保健師」というキーワードで登録し、毎日求人通知が届くように設定したことで、新しい求人を逃さずチェックでき、応募のスピードも上げることができました。
産業保健師の求人は数が限られているため、通知設定をしておくことは未経験から挑戦するうえで大きな武器になったと感じています。
「産業保健師求人の探し方」「産業保健師特化の転職エージェントとの面談時の注意点」については、後々別の記事で詳しくまとめる予定です。
免許・資格取得の勉強
次に、履歴書に書ける項目を増やすために免許や資格の取得を始めました。
産業保健師未経験でエントリーする際には、「やる気があります」「興味があります」といった気持ちを形にしてアピールできるものがあると良いと思ったからです。
第一種衛生管理者の免許申請
まず取り組んだのは第一種衛生管理者の免許申請でした。
本来は保健師免許を取得した時点で申請すれば資格を得られるのですが、これまで保健師として働くという選択肢がなかったため、申請していなかったのです🤦♂️。
📌参考リンク
- 厚生労働省:免許試験合格者等のための免許申請書等手続の手引き 👉 厚生労働省公式ページ
- 公益財団法人 安全衛生技術試験協会:オンライン申請について 👉 安全衛生技術試験協会公式ページ
- アガルートアカデミー:衛生管理者試験の申し込み方法と必要書類(オンライン申請解説あり) 👉 アガルートの解説ページ
- SAT株式会社:衛生管理者試験合格後の免許申請方法まとめ 👉 SATの解説ページ
産業保健に活かせる資格の勉強
すでに産業保健師として働いている大学の先輩から、産業保健・健康経営に関連する資格をいくつか紹介してもらっていました。
私はもともと、どちらかというと勉強は好きで苦にならないタイプ。しかし、フルタイムワーママなので勉強時間の確保がとにかく大変💦
そのため、比較的少ない履修で取得でき、かつ「産業保健分野初心者」にとって必要な基礎知識を習得できる資格の取得を目指し、計画的に学習を開始します。
私が産業保健師として内定をいただくまでに取得した資格は①健康経営アドバイザー②メンタルヘルスマネジメント検定(Ⅱ種)です。
健康経営アドバイザーとは
- 「従業員の健康を経営資源として活かす」取り組みを広める入門資格
- 東京商工会議所が認定、受講時間は約6〜8時間、料金は5,000円前後、認定期間は2年間
👉 健康経営とは?という基礎から理解できたため非常に有意義でした。
👉 受講はE-LEARNING形式なので、週末に作り置きしながら聞くことができ、忙しいワーママには大変ありがたかったです。
メンタルヘルスマネジメント検定とは
- 大阪商工会議所が主催する「職場のメンタルヘルス対策」に特化した資格
- Ⅰ種(マスター)、Ⅱ種(ラインケア)、Ⅲ種(セルフケア)の3コース
👉 訪問看護師として、メンタルヘルスが原因で休職した方へ精神科訪問看護をした経験があり、もともと興味のあった分野でした。職場での「心の不調を未然に防ぐ」ための知識が体系的に学べます。
👉 法的根拠や覚えるべき数字が多く、寝かしつけから戻り、眠い頭で暗記するのには苦戦しました…🤣。
👇公式テキスト👇
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他には健康運動指導士、健康運動実践指導者、食生活アドバイザー、睡眠健康指導士、睡眠改善インストラクターなどがあります。
いつか勉強してみたい「産業カウンセラー」
産業カウンセラーの資格にも興味がありましたが、初心者の私にはいきなり高額な資格に挑戦するのはハードルが高く(受講料・受験料併せて40万円以上かかるのです🤦♀️)、今回は金銭面も考えて見送ることにしました。職場のメンタルヘルス支援に役立つ資格であることは間違いないので、いつか機会があればチャレンジしたいと思っています。
その他自己学習について
上記の資格以外にも、突然産業保健師として採用され働くことになっても恥ずかしくないよう、いくつか参考書を購入して自己学習を行いました。自己学習の内容や参考書のレビューは別記事でまとめる予定です。
もちろん、産業保健師でも大手企業ではSPIや玉手箱などの適性検査があることも多いようなので、隙間時間を見つけては適性検査の勉強も続けていました。
ここまで、未経験から産業保健師を目指すために私が準備してきたことを紹介しました。
フルタイムワーママの転職活動は決して楽ではありませんでしたが、情報収集・家族の理解・資格取得など、一歩ずつ積み重ねることで道が開けていきました。
それもこれも、ここに至るまでの転職活動での数々の失敗あってこそ。
失敗は成功のもとだー👌💕
私と同じようにキャリアに迷走しているそこの看護師さん。
「失敗も経験のひとつ」として前向きに捉え、自分らしい働き方を探してみてください。私の体験が少しでも参考になれば嬉しいです。
次回からは
- 実際に登録した人材紹介会社・サイト(アフェリエイトなし、ガチのやつです)
- 人材紹介会社との面談で気をつけたこと
- 採用面接に向けて行った準備
などについて詳しく書いていこうと思います。
いよいよ具体的になってきましたね。
産業保健師を目指す方にとって「求人探し」と「面接対策」は最大の壁になる部分。私自身が感じたリアルな難しさと工夫をお伝えしますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました♡
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